エアコン室外機の騒音は何が原因?

先日、新宿区のお客様宅へエアコンクリーニングを行って参りました。

こちらのお客様は、昨年末に水周りのクリーニングを中心に施工させていただきましたが、時間の都合でエアコンクリーニングのみ残ってしまいまして、今日の作業になったわけです。

ご予約は室内のエアコン本体の洗浄だったわけですが、当日伺ったら、「最近、室外機の音が気になるんだけど、クリーニングしたら直るでしょうか」とスタッフが質問を受けたそうです。エアコンの使用期間は約8年。うーん、微妙ですね。
というのは、室外機の騒音については、原因が2つ考えられます。

まず一つめは、室外機の部品パーツが劣化していること。

モーターやコンプレッサーなどが劣化してくると、スムーズに稼働できず大きな音を出す原因を作ってしまいます。

二つ目は室外機のフィルターにホコリやゴミが詰まっていること。

ほぼこのどちらかだと思います。
さて、今回微妙と言ったのは、どちらの原因も考えられるからなんです。
8年という歳月はエアコンの寿命からして、なかなかの年月だと思います。室外機のパーツが劣化していてもなんの不思議もありません(中には10年近く使用していても全く劣化しない製品もあります)。また、汚れについても8年放置していれば当然汚れますし、目詰まりもします。
何しろ場所が新宿区で、室外機を設置しているバルコニーの前は大きな幹線道路ですし、当然排気ガスなどは多く充満しているでしょう。
ここで悩ましいのは、原因がこのどちらかなのは明らかなのですが、このどちらと断定ができないのです。
以上のことをお客様にご説明したわけですが、
お客様もしばらく考えられて、ダメ元でいいからと、室外機の洗浄を追加でご発生いただきました。


そして作業後の結果ですが…。
はい、やはり相当汚れていて、目詰まりも確認できたと。洗浄後に音を確認しましたが、かなり小さくなり、お客様も満足なご様子だったそうです。
もともと室外機は、外に置くように設計されていて、汚れ等で室内のエアコンの効きには影響しない筈ですが、やはり騒音には影響があるようです。もちろん原因はパーツの劣化で、クリーニングしても変化なしということもあると思いますが、取り敢えずはクリーニングを試してみる価値はあるようです。

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