今回は世田谷区の分譲マンションのリフォーム工事をご紹介致します。間取りは3LDKの70平米。築20年オーバーの物件です。
オーナーW様は同じ世田谷区内の新築マンションを購入され、このマンションを売却することを決意されました。
最近の中古マンション市場は、新築マンションを上回る勢いで、リノベーションをかけて売却すれば、手をかけたコスト以上の価格で売却できることは珍しくないようです。特に世田谷区のマンションはもともと立地のポテンシャルが高く、マンションのポストには「マンション高く買い取ります!」のチラシが沢山入るそうです。
今回の工事は水周りの配置は現状と変更はないので、リノベーションとは言い難いですが、手を付けない箇所は窓・サッシのみで、水回りを含めオールリフォームのお仕事でした。
こういう案件は部屋の雰囲気が一変して、全く新しい顔になるので、ホント出来上がりが楽しみでした。
部屋全体のコンセプトカラーはダークブラウンとグレー。シックで高級感な面持ちを持たせ落ち着いた雰囲気を醸し出します。今回の意匠にはデザイナーの先生が監修していまして、やはり流石だなと感じました!
工期は約1ヶ月。解体工事から始まり、床工事、水周りの工事へと進んでいきます。
浴室・キッチンは従来サイズと同等ですが、機能も使い易さも格段にアップしています。やはり水周りが綺麗になるとお家全体が華やかに感じられますね。
お部屋全体の床はフロアタイル仕上げです。
リビング・洋室は既存のフローリング床にフロアタイルを重ね貼り施工、和室を洋室に変更した部屋は、畳を撤去し新たな床を作り床のレベルを合わせてバリアフリー仕上げとなります。
玄関土間は、従来は長尺仕上げでしたが、今回は御影石を採用しました。やはり見た目の仕上がりは段違いです。
最後に、既存のまま残っていた、窓・サッシ関係を重点にハウスクリーニングを行なっていきました。
途中で仕様変更があり、仕上がりまで1.5ヵ月となりました。
設計いただいた先生との綿密な打ち合わせ、ご指導をいただきながらの毎日でした。
弊社にとっては大変勉強になり、経験から得たノウハウは今後のお仕事に大いに活かせそうです。
世田谷区のポテンシャルはすごいですね。すぐ買い手がついたそうです(^^)