中古物件を購入された皆様の中には、はじめてリフォームを検討される方も多いのではないでしょうか?
入居時期、リフォーム箇所の優先順位やご予算の面でもいろいろ検討しなければなりません。
ここでは中古マンションのご購入を例にとって、簡単に工事の準備・ご発注からお引渡しまでのアウトラインをご紹介致します。
リフォーム箇所をチェック
新しく購入される物件が決まったら、まずはお部屋全体を確認してリフォーム箇所をチェックしましょう!
物件購入前でも、仲介業者さんに「リフォームにかける予算を考えたいので内覧したい」と依頼して下さい。
内覧の際に、弊社に見積のご依頼を下されば一緒に同行してお見積の準備をさせていただきます。
こうして事前にお見積をご依頼いただき工事をご用命いただくことで、物件のお引渡し後から速やかに工事に着手することができ、お引渡しまでのお時間をグッと短縮することができます。
以下はリフォームを検討する上での大きなポイントをご紹介します。
POINT1 第一に水周りを最優先に
毎日の生活を快適に過ごすうえで、欠かせないのは何といっても「水周り」。
築が新しければハウスクリーニングでも十分対応が可能ですが、築古や前の入居者様のご使用の仕方によっては水周り箇所を交換・補修する必要があります。
水周りのリフォームの詳細はこちらをクリック
キッチン・レンジフード
まず全体を見廻してみて、キッチンの疲れ具合を確認下さい。
特にグリル周りやゴトクを確認して下さい。
魚の油や焦げなどが飛散していませんか?
ここはどうしても以前の入居者の生活感が残っています。
汚かったらやっぱり気分が滅入りますよね。
クリーニングで対応できるのか、交換が必要なのか、弊社スタッフが判断させていただきます。
グリルトップを交換するとかなり見ちがえるはずです。
また壁とキッチンの隙間を埋めるコーキングの剥がれにもご注意を。
水栓の水漏れや劣化具合も確認して下さい。
また、レンジフードに油が飛散していませんか?
長い間放置していた油汚れはクリーニングでは対応できないことも多いです。
換気扇の振動音も気にならないかチェックしましょう。振動音の発生は交換のサインです。
バス・洗面室
湯垢・カビの具合はいかがでしょうか?
タイル目地や扉ガラスのビート部分に乗っかっている新しい湯垢・カビはクリーニングで簡単に落とせますが、経年劣化でシミになってしまったものは落とすことはできません。
キッチン同様、コーキングを改めて打ち直すことをお勧め致します。
バスのミラーは水のカルキによって白いうろこ状になっているのを良くお見かけ致します。
大抵のミラーはクリーニングで綺麗に再生できます。
但し劣化がひどく、例えばミラーの上下にある留金具が錆びてしまい、その浸食が金具周辺のミラー本体に及んでいる場合は交換時期です。
また浴室全体を交換するのは、それ相応の価格になります。
浴室はリフォームしたいがそこまで予算はかけられない…。といった方には交換より安価にリフォームできる方法があります。
特に賃貸向けのオーナー様におすすめです。
こちらもチェック! → 「バスを交換せずにリフォームする」
トイレ
水周りの中で一番交換希望が多いのがトイレです。
やはり前入居者様の使用済みのトイレを利用することに抵抗がある方が多いようです。
でもそこまでこだわりがないのであれば、
〇尿酸による便器のシミ 〇タンク内のポンプ等の劣化 〇ウォシュレットの正常な作動
などチェックしてみてください。
もしどれかに異常があればトイレ交換をお勧め致します。
POINT2 次に天井・壁・床の表層リフォーム
天井・壁工事
天井・壁はクロス張替工事が最もポピュラーです。
さて、ここで事前に内見に伺った際、入居中の物件を訪問し、とても綺麗にお住まいだからクロス張替は大丈夫と考えて、クロス工事を検討されない方がよくいらっしゃいます。
実はこれには注意が必要です。入居中の場合は、タンスやベッドなど家具が沢山あって見えなかった箇所が、転居されて空室になった時、はじめて壁の汚れに気づくということがよくあります。
まずテレビや洗濯機の後背部分は静電気・カビで黒ずんでいると考えた方が良いと思います。
全体的にクロス工事を検討されない方でも、最低限の箇所は工事を見込んでおいたほうが良いはずです。
またクロス工事は在宅の場合は家具の移動費や養生費で工期も長く、別途費用が嵩む為、空室時こそ最も経済的に行える工事です。ぜひご検討下さい。
床工事
前述したように床工事も在宅の場合ですと正確に把握できない場合が少なくないです。
フローリングの劣化も色褪せも、ある程度想定して考えていかねばなりません。
またカーペットやクッションフロアで施工されているお部屋であれば、家具の重みで跡がついている場合が多い為、新規張替をお勧め致します。
床工事は材料の種類・工法も様々ございますので、お客様のご要望にアジャストしたご提案をさせていただきますので、是非弊社にお任せ下さい。
お見積のご確認・工事のご発注
リフォームのご希望箇所・ご要望をお伺いした後、速やかにお見積を作成し、ご提出させていただきます。
併せて各種メーカーのカタログをご用意し、お客様がご安心・ご納得いただけるよう誠意努めて参ります。
ご納得いただけましたら、工事のご用命を正式にお申し付け下さい。
管理組合に申請書提出・ご承認
中古マンションを購入された方は、そのマンションの規約に沿ってリフォームを行うことが必要になります。
マンション理事・管理組合にどのような手続きを行えば良いかご確認下さい。
大抵、リフォーム着手の7日前~14日前までに申請書を提出し、受理されることが必要と規約で謳われています。
また申請書と併せ、工程表やマンション掲示板に貼る工事告知書を提出し、工事会社・工事責任者の連絡先等、工事の責任を明確にし、住民の皆様への理解をいただくことになっています。
厳しい規約のところは物件の階下・お隣へ近隣挨拶を行い、該当各戸より工事説明並びに承認印をいただくことが必要条件となっているマンションもあります。
SEEDSはこれらに必要な全てをお客様にかわり徹底サポート致します。
いよいよ工事開始
SEEDSは原状回復内装工事を最も得意としております。
原則工事着手後はお客様が現場にお越しいただく必要はございません。
工事を進めて行く中でお客様へ報告すべきこと、ご相談すべきことが発生致しましたら適宜ご連絡させていただきます。
新しく生まれ変わる物件を愉しみお待ち下さい。
仕上げはハウスクリーニングで
リフォームが終了したら、仕上げはハウスクリーニングです。
リフォームの際発生した埃と購入前からのお部屋の汚れを徹底的に除去します。
リフォームのスタッフとハウスクリーニングのスタッフが入れ替わります。
ここで両方の部門が併設されている強みが発揮されます。お客様がお引越しをされる際、何の煩わしさもなくお住まいになれるようスタッフが磨き上げていきます。
お引渡し
リニューアルされた物件をどうぞご覧下さい。
ご依頼いただいた全ての箇所を説明を交えながらご案内致します。 最後にお預けいただいた鍵をご返却致します。
万全のアフターフォロー
万全を期し工事を行ってまいりますが、万が一、御引渡し後、何かございましたらSEEDSまでご連絡下さい。
お客様の大切な住まいを永くお使いいただけるよう、責任をもってアフターフォロー致します。