リビングとお掃除ロボットエアコン その2

その1からつづきます。
たぶん、大抵の方はロボットエアコンをリビングに設置すると思います。機能的にも優れて高価なエアコンですから、家族が集まる場所のリビングを選びます(反対に子供部屋なんかは、ノーマルエアコンで十分と考えるでしょう)。

このリビングですが、おそらく隣にキッチンが控えていると思います。そのキッチンで料理した際発生した油を含んだ煙が、換気扇で十分吸気できずに、リビングに拡がり、その油含みの煙が知らず知らずのうちにロボットエアコンに付着。付着した油に大気中の埃が更に付着するという図式なんです。
回路が複雑なロボエアコン

勿論、ノーマルエアコンでも同じことが言えますが、ロボットエアコンは内部構造が複雑にからんでいて、油が色々な部品に付着して、その分厄介です。
試しにフィルターを手に取ってみてください。やや油っぽいなと思ったら、要注意です。
では、すでにリビングに取付けてしまっているロボットエアコンがある場合は、今後どうすれば良いでしょうか?

①ロボット機能があっても、定期的に内部洗浄をすること。1年に1回は行って欲しいです。

②リビングに設置していて、キッチンが隣にある場合は、レンジフード(換気扇)の洗浄もしっかり行い、吸気機能をしっかりと保つこと。
エアコンとレンジフードの同時洗浄です。

以上をしっかり守ってもらえれば、されていないご家庭と比べてかなり差がつくと思います。

最後にロボットエアコン洗浄が、ノーマルエアコンに比べて価格が高くなるわけについて説明しますね。
これは作業時間の長さです。
ノーマルエアコンで、分解洗浄に要する時間は、1.5~2時間程度です。
それに対して、お掃除ロボットエアコンの分解洗浄時間は、3~4時間かかります。
ロボットエアコンは電気配線や部品が多く複雑で、それらを分解し、養生するなど、とにかく手間がかかります。
その差が価格に反映されています。
定期的に洗浄されているエアコンは、そうでないエアコンに比べてずっと寿命は延びますし、電気代も抑えられことが分かっています。
是非、暮らしを快適にしてくれるご家庭のエアコンに、労わりの心を持っていただければと思います。

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